●前略

エヴァです。第壱話から観てました。怒濤のOPカット、緻密な作画、滑らかな動画、先のみえない展開、すぐに虜になりました。
劇場版春・夏を観に行こうとは思ったのですが、エブァブームの過熱ぶりに「もうちょっと後で…」と思っていたら、
いつの間にかリバイバルが、始まっていました(^^;「いつかわからないLD発売まで待ってられないや」と観に行きました。
ガイナHPの感想を読んでいたので予想はしていました。やっぱり僕にとっても、難解すぎました。結末解釈に正解があれば
教えて欲しいです。手つかずの謎も残ってます。でも全てが不満というわけではありません。
いよいよ佳境に入ってきた貞本版は、他のバージョンと同じ道を進むのか、気になるところです。な〜んかすっきりしないので、
貞本&タツノコ版とか、つくりません?マルチエンディングなんて、いいわけにすぎませんよね。
つじつまあわせできないから逃げるなんて、シンジじゃないんだから(^^;まぁあんなに短期間で、あれだけ膨らんでしまった
作品を、誰もが納得する形で収束させようというのが、無理な話か。庵野監督、もう一度作りません?
「却下」ゲンドーの声でいわれそうだな(^^;懲りずにまたいうと、「否定」今度は、MAGIにね(^^;

って書いてたら真説「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」四部作を作るということ。DVD(全く買ってませんが)も何バージョン売れば
いいんだとか思うほど作り過ぎだし。前作の声優が使えない場合はどうするのかな?そんなにエヴァの賞味期限は長いです
かね?監督本人は新作の実写やアニメを作りたいけど…ということかな?でも、所信表明文の「この12年間エヴァより新しい
アニメはありませんでした」とか読むと…宣伝煽りにしてもね(^^;


●劇場版

上映前 有休を取って、ようやく劇場版(リバイバル)を観た。第1目的はブレ−ドBOXの予約で、そのついでに新宿に行った。関係ないけど、〆切が3・20とははやすぎる。パラス2の上映時間を東映HPで調べようとしたが、載ってなかった。おかげでタイミングがずれて、2時間以上待つことになった。東映さん。上映時間位載せてよ。おまけに、”ジエンドオブ”のパンフなかったし。もう1年が経とうとしているのに満席だった。洋画みたいに、半年後にはレンタル開始じゃないからか。それとも今回のみの、新作シーンがあると期待してか?暗くなって、すぐ始まるのかと思ったら映画CMが30分以上続いた。イライラした(^^;
DEATH TV版をバラバラにして、また元に戻したがつながっていなかった。これも演出(^^;盛り上がってきたと思ったら肩透かしだった。それも連続(^^;僕の持ってるLDではチャプター8から始まります。21000フレームから観るだけで充分です(^^;
REBIRTH 待ってたよ。怒涛のアクション。97年春はここで終わったので、凄まじい、消化不良だったに違いない。これが監督への中傷の布石となったのでは?つうか、”Air”を観ればこれの観る価値なし
Air/
まごころを君に
全人類を1つの単体生物として進化させる。薄々予想していた結末。初号機として旅立つ人類。シンジとアスカは自分の意志で地球に残る。シンジはアスカの首を絞める。それは他人の恐怖の新たな始まり。どこまでが第弐拾五話”Air”で、どこからが第弐拾六話”まごころを君に”か、忘れちゃった(^^;
上映後 エウァ=監督だとパンフに書いてあった。その通りだと思った。共感する歯車と反発する歯車が噛み合わず、空回りしている。これが僕の感想でもある。しかし3時間はきつい。エヴァはじっくり、そして速すぎるシ−ンは、コマ送りしながら観るものだと感じた。


●鋼鉄のガールフレンド

WIN95版のエンディングが、あっけなさすぎ。はじっこせめなくても、もっと分岐してくれないと(^^;CD−ROM4枚組、
あの値段で、あれじゃあね。DVD版はガイナから発売されるTV版DVDBOXの特典になるそうです。抱き合わせて
価値が下がるオマケは、珍しいよね(^^;


●TV版

第弐話 起承転結の入れ替えが良かった。
第拾九話 加持リョウジの台詞が良かった。活動限界を超えた初号機が、シンジの叫びで再起動するシーンでは身震いしました(^^;
総括 完結最新版である、ビデオ版での修正意図が読めない。蛇足でしょう。劇場版LDBOXのライナーノートに、ちょっとだけ載っていた、TV放映前の企画書を読むと、なぜこの通り進めなかったのかと残念。へっぽこ実験アニメーションの布石になったのは確か。カレカノとか(^^;だんだん、庵野版とズレてきた貞本版で最終補完されるのか?それにしてもバージョン多すぎ、メディアミックスしすぎ(^^;


●手つかずの謎

考察の全ては予想であって、作品で語られた事実ではありません。僕が特に気になる謎を書きました。

1,2thインパクト、
S2機関、コア
とは?
使徒、リリス、
ロンギヌスの槍
誰に作られたのか?
ゼーレ委員会
のメンバー
第弐話以降、キール議長以外の顔はでていない。ビデオ版の第弐拾参話では渚カヲルを中心に、”SOUND ONLY”のモノリスが、空中浮遊していた。彼らは人間か?


●僕のエヴァ

自作小説のプロットです。

第1章 ロンギヌスの槍、使徒達、アダムを先人類は造った。ロンギヌスの槍、使徒達は補完儀式の祭器。アダムは儀式の依代。S2機関は使徒達とアダムの永久動力源。コアと黒き月はそれぞれ先人類の単体、群体魂が化石化したモノ。コアは使徒達に搭載された。儀式が成就すれば、黒き月はアダムのコアとなる筈だった。しかし、使徒達の妨害により儀式は失敗した。これが1thインパクト。アダムは眠りにつき、先人類の文明は消滅した。
第2章 ゼーレはアダムを覚醒させた。これにより、ロンギヌスの槍、第1,2使徒が南極へ召喚され、ゼーレメンバーは群体魂であるリリスとなった。しかし、第1,2使徒は儀式を妨害し、ロンギヌスの槍でリリスを貫いた。第1,2使徒は消滅し、アダムは眠りにつき儀式は失敗した。これが2thインパクト。残されたリリスから綾波レイと、渚カヲルがサルベージされた。そして15年後、ゼーレはアダムのクローンである、エヴァシリーズを造ることにより、使徒達を召喚した。使徒を殲滅しエヴァシリーズを、新たな使徒とするゼーレの補完計画は始まった。