●前略

アニメで、初めて、ベルセルクを知りました。EDがとても、印象的でした。そして、原作世界へ突入し、一気に15巻まで、引き込まれました。
ガッツは、グリフィスの無意識の中で、道具ではなく、”友”と呼べる存在になっていた。それを知らない、ガッツは去ってしまう。
グリフィスは、失った存在の大きさを知った。これまで、”野望”という鎖で、彼は、自身を束縛していた。ガッツという支えを失い、
自制心を失って、彼は自ら、その鎖を断ってしまう。そして運命は、彼を”蝕”へ導く。これを、あの描き込みでやってしまうのだから、凄すぎる。
ひよっとして、脚本家が、別にいるのでは?疑ってしまうほど。個性的なキャラや、いくつかの謎にも惹かれます。掲載紙が、もうちょっと、
人気のあるとこだったら、16巻は二千万部、越えるんじゃないでしょうか?イベントが当たらなかったから、ちょっと、YAを恨んでる(爆)


●気になってること

堅い世界 パックは、全てのキャラが認識できるのではない。ベルセルク世界では、全てのキャラが、みえていると思っていました。今まで、みえないというキャラが、でてこなかったので。現実世界では、妖精はみえませんよね。この設定は、ファルネーゼが、読者に近い意識を持つ、この物語の傍観者と示したのか?それとも、戒律という殻に閉じこり、その外にある存在を認めようとしない、この物語の当事者と示したのたか?
生きてて欲し
かったキャラ
皆さんはありますか?僕は、アドニスです。ガッツが将軍暗殺の時、殺してしまった将軍の息子。ガッツが一瞬、ワルにみえました(^^;生き残った彼が、仇のガッツを狙う、エピソードも読みたかったな。
フェムト 彼には、明らかに、グリフィスとしての記憶がある様ですね。3巻を読むと、わかります。ということは、他のゴッドハンドにも、人間としての記憶がある?
ガッツ 生命力が、尋常ではありません(^^;彼は、徐々に、死霊と融合しつつある、のではないでしょうか?これにより、倒した使徒の、生命力を糧とできる様になったのでは?
髑髏の騎士
その1
彼の正体については、謎解きの要素が加わって、非常に、興味が注がれます。彼が、人外の者というのは、確かだと思います。人は、千年以上も生きられません(^^;戒律:己が望むままを為せ↑がありますから、使徒である可能性は、高いのですが、堕天使(かつて、欲望の守護天使、ゴッドハンドだった者)のほうが、面白いかなっと(^^;
髑髏の騎士
その2
天使長ボイドは、かつて、ミッドランドの覇王、ガイゼリックだった。グリフィスと同じ様に、彼も、友を贄とし、ゴッドハンドへ転生した。その友が、ボイドから渡された、覇王の卵(真紅のベヘリット)により、ゴッドハンドとなったが、ボイドへの復讐を遂げる為、ボイドを裏切った。それが、髑髏の騎士。
髑髏の騎士
その3
覇王ガイゼリックの体が、二体に別れた。彼は、二重人格で、それが分裂した。骨は髑髏の騎士、肉はボイドになった。ロシーヌのベヘリットを、髑髏の騎士が、口に入れた時、”カラン”という乾いた音が鳴ったことで、証明された。
髑髏の騎士
その4
これは、僕の説です。髑髏の騎士は、ガッツの未来の姿、ではないか。ガッツが、転生したのではないか。フェムトが、最初にその力を、髑髏の騎士に向けた時、自分の力に驚いた、そんな様子ではない、ためらいがあったことで証明される。眷族(魔族)との戦いに挫折し、フェムトから、覇王の卵を渡され、「眷族の贄という、永遠の苦悶から、解放されたければ、仲間になれ」と。しかし、もがく者であるガッツは、諦めていなかった。ゴッドハンドへと転生し、裏切りの復讐者となることに、最後の望みをかけていた。ガッツの望みはかない、ゴッドハンドを、倒すことはできたが、ゴッドハンドの呪詛により、リーンカーネーション(輪廻転生)の中で、決して終わりのない、孤独な戦いを、繰り返している。転生の度に、転生前の記憶を失う、という因果律の中で。ガッツに、安息の時は、訪れるのか?なん〜てね(^^;
呪われし子 眷族となった、ガッツとキャスカ(とフェムト?)の子供。今後の展開に、どう、絡んでくるか、楽しみです。因果律に従うなら、この子が、転生前のパック、だったら面白いなぁと(^^;